活動を自粛していた大津高校サッカー部が23日から練習再開【熊本】 (23/10/23 19:00)

活動を自粛していた大津高校サッカー部が23日から練習再開【熊本】 (23/10/23 19:00)

活動を自粛していた大津高校サッカー部が23日から練習再開【熊本】 (23/10/23 19:00)

県立大津高校サッカー部で部員だった男子生徒がいじめを受けた問題をめぐり、活動を自粛していたサッカー部が、23日から練習を再開しました。

【大津高校・高野寛美校長】
「学校としては10月7日から自粛していたサッカー部の部活動を10月23日月曜日から再開すると判断した」

これは、先週金曜日の夜に会見を開いた大津高校が明らかにしたものです。この問題は去年1月、サッカー部で当時1年生の元男子部員が全裸で土下座をさせられ、その様子をスマートフォンで撮影されるなどのいじめを受けたもので、県教委が10月3日、第三者委員会による調査を行うことを決めました。
学校側は、当初「サッカー部の活動は続ける」としていましたが、10月6日の会見で一転、「当面の間、部活動を自粛する」と発表していました。

そして先週金曜、学校側は部活動の再開について「再発防止策の取り組みがスタートしたことなどを踏まえ、関係機関と相談して決めた」と説明。

10月29日に初戦を迎える全国高校サッカー選手権の県大会についても出場する意向を示しました。また、併せて宮崎祐介顧問が新監督に就任し、山城朋大監督は顧問に就くことを発表。平岡和徳総監督は引き続き指導を自粛することを明らかにしました。

大津高校によりますと、これまでの調査で同級生の部員1人が土下座の写真を撮影したことを申告していて、この部員は9月、被害者に謝罪したということです。

また、自粛期間中、学校側が行った部員への聞き取りで、部員の間で容姿をからかう行為が1件確認され、当事者を指導したとしました。


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