W杯バレー・日本代表パリ五輪出場決めた！スロベニアにストレート勝利【パリ五輪予選】
#FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 日本対スロベニア（10月7日 東京・国立代々木競技場 第一体育館）
来夏のパリ五輪出場権獲得に挑む男子日本代表（世界ランキング４位・10月6日現在）は第6戦で世界のトップと肩を並べるスロベニア（同7位）と対戦。セットカウント3－0のストレート勝ちで、明日のアメリカ戦を待たず2位以内が確定。今大会の上位2チームのみに与えられるパリ五輪出場権を獲得した。
第1セット、日本は今大会13本のサービスエースを決める西田有志（23）がサーブをミス、さらにローテーションのミスなども重なり、スロベニアにリードを許す苦しい立ち上がりに。
しかし、今大会アタック決定率2位の髙橋藍（22）のバックアタック、202cmの髙橋健太郎（28）、200cmの小野寺太志（27）のブロックなど鉄壁ディフェンスで最大5点差あった点差を徐々に縮めていくと、さらにエースでキャプテン石川祐希（27）の4連続得点で逆転に成功する。
対するスロベニアは、今大会チーム最多78得点を挙げるモジッチらが高さとパワーのあるスパイクで反撃し第1セットから接戦となる。それでも、大事な局面で石川、髙橋藍が強烈なアタックを沈め、第1セットを25－21で先取した。
日本は第2セットもスロベニアを追いかける展開に。しかし、175㎝のセッター関田誠大（29）が204㎝のヤン・コザメルニク（背番号４・27）のスパイクをブロックでシャットアウト、さらに要所で200cmの小野寺太志（27）もブロックポイントを挙げ、点差を縮めていく。
中盤、西田有志（23）の強烈なアタックで逆転に成功すると、相手に流れが傾きそうな場面でも髙橋藍（22）がブロックポイント。髙橋はさらに相手の2枚ブロックを抜く強烈なスパイクを放つなど、スロベニアの高さを攻略した日本が第2セットを25－22で連取した。
第3セットも序盤から接戦となるも、セッター・関田のトスワークからの多彩な攻撃でスロベニアを撃破。パリ五輪出場権を獲得した。明日8日（日）、日本はグループB首位のアメリカと対戦する。