カタールW杯を支える外国人労働者 賃金など厳しい環境(2022年11月30日)

カタールW杯を支える外国人労働者 賃金など厳しい環境(2022年11月30日)

カタールW杯を支える外国人労働者 賃金など厳しい環境(2022年11月30日)

 現地カタールで熱戦が続くスタジアムの外で試合を見守る人たちがいます。スタジアム建設などワールドカップを陰で支える外国人労働者を取材しました。

 カタールで暮らす300万人のうち、およそ9割を占める外国人労働者はカタール人の1割程度の給与水準で働いているとされています。

 スリランカ人労働者:「(試合観戦の)チケットが高すぎる。この会場は全部、無料で楽しめる。毎日、来ているよ」

 ケニア人労働者:「スタジアムの管理(の仕事)をしている。(試合観戦の)チケットは持ってない。(チケット代の)800~1500リアル(数万円)は俺の月給だよ」

 カタールではインドやネパール、アフリカなどからの労働者が多く働いていますが、なかには最低賃金も守られずに働くケースやワールドカップが終わると仕事を失い、母国に帰らざるを得ない不安を抱える人もいるということです。
[テレ朝news]


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